ずっと元気な人が羨ましい【自律神経失調症 パニック障害】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今年は去年より暑さがしんどい気がするのは、一気に暑くなったからかな~?
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「ずっと元気な人がうらやましいです」
ある患者さんが言われました。
本当にそうですよね。
若い頃から生理周期で定期的に体調を崩したり、天候の変化で体調を崩したり。
なにかあると体調にくるような毎日があたり前、そうやって生きてきた方です。
でもね、ずっと元気な人が体調を崩すのも、意外と大変なものなんです。
ずっと元気だったので、何かができないということが受け入れられない。
そういう自分が、嫌でしょうがない、辛くてしょうがない。
ずっと元気な人は、意外と自分は死ぬまでずっと元気だと、どこかで思っているからです。
自分は特別とは思っていなくても、自分は大丈夫だと、そういう感覚がしみついているものです。
その点、小さい頃から虚弱体質だと言われて、なにかあると体調に来てしまう人は、良くも悪くも体調に敏感です。
だから、なにかあるとすぐ気をつける。
体調管理しながら、必要なら病院に行き、自分のキャパをみながら生活する。
目一杯動けなくても、こんなもんだと気持ちも割り切ることができるので、気持ちは安定しているように見えます。
それでも実際は、元気な人よりはできることがもともと少ないのでジレンマもずっと抱えています。
そんな中、少し体調が上向いて安定してくると、あれもやりたいな、これもやりたいな、と気持ちも少しずつ前向きになる。
嬉しい気持ちがこちらにも伝わってきます。
一足飛びに強くはなりませんが、去年の夏は寝込むことが多かったけれど、今年はまだ動けている。
苦手だった歯医者も、体調のことを気にせずに予約が入れれるようになった。
そういう些細な進歩が自信になっていきます。
自信がついてくると、その分体調も良くなってくる。
心と体を自律神経がつないでいるからです。
自律神経系の症状は回復に時間がかかるものだとは思いますが、体調の波を心が上手に受け入れながら、できるだけ早く元気になってもらいたいな~と思っています。
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