この季節の胃の不調【神経性胃炎 自律神経失調症 パニック障害】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
近くの公園や幼稚園に大きなザクロの木があるのですが、小さなアトリエにも小さなザクロをみつけました。
小さな実がなろうとしています、夏ですね。

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暑くなると、食べれなくなる人も多いです。
暴飲暴食しているわけじゃなくて。
暑さで自律神経に負担がかかって、胃腸にきちゃうタイプなんです。
胃腸の働きがゆっくりになる、胃腸の粘膜が荒れやすくなる、蠕動運動がしにくくなる。
だから、少し食べても膨満になる。
消化が遅いので、食欲がわかない。
最近では「機能性ディスペプシア」と診断されたりしますけれど、以前は「神経性胃炎」と呼んでいたものです。
暑さに慣れてくると、解消する人も多いです。
工夫できることは、水分のとりかたです。
なにかと水分摂取をいわれる季節なんで、水をガブガブ飲んじゃいますが、食事の30分前からは水分をとらないようにするといい。
胃液が薄まると、胃粘膜も保護しにくくなるし、食塊の消化も遅くなりますから、胃液を薄めないためです。
胃のツボ(みぞおち)のローラー針もいいし、貼るお灸の「太陽」もいいですよ。
この時期はカイロなど温めるものは汗がでるから貼れないけれど、太陽は刺激面積も小さく(直径1.5センチくらいかな)、刺激時間も短い(2時間くらいかな)ので、ピンポイントで胃のツボを刺激してくれて、体ぜんたいが暑くなることはありません。
それと、この季節の胃腸の不調で気をつけたいのは、糖分不足。
食べれないんで、血糖値が足りなくなる。
塩分だけじゃなくて、糖分不足も熱中症になります。
一度にたくさんは食べれないから、ちょこちょこ何かしらつまんで、胃が空っぽにならないようにしましょう。
私個人的には胃腸は強い方なので、血糖値を気をつけていたら食べ過ぎて太りぎみになるくらいです。
こんな私が食べれなくなったら、よっぽど自律神経がおかしくなってるんだろうな。
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