なにを食べたら自律神経が良くなりますか?【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
秋晴れで暑くなりそうですね。
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どんな食事をしたら、自律神経が良くなりますか?
というのは、患者さんからよく聞かれる質問の一つです。
この問題は、短期と長期に考える必要があります。
つまり、長い目でみて、とくに症状がある若い方の場合、まだ体が作られている途中、つまり成長期などは特に、栄養バランスをある程度考えながら、食事をされることが必要でしょう。
それは5年後、10年後のご自身の体、例えば出産とか、そういうことにも影響するからです。
20年後の更年期をむかえたときの筋肉や、骨の状態、もっと先の内臓の状態にも影響するからです。
バランス良く、まんべんなく食べる。
ただし、たった今、食欲が無い、胃が食事を受け付けない、吐き気があって食欲にムラがある、食べるのがとにかくしんどい。
こんなときはバランスも何もありません。
とにかく食べれるものを食べる、それでいい。
菓子パンでも、ラーメンでも、口当たりのいいもの、口に入りそうなものを食べてください。
血糖値が低くなった状態が続くと、脳も体も動かなくなるからです。
これはずっとではないので、調子が良くなるまでのこと、短期的なものだと思ってください。
そして、一つの栄養素が特異的に自律神経に良いというものは存在しません。
常識的に考えれば分かることですが、体は様々な栄養を必要としているので、まんべんなくが一番効率的です。
食べることに細かくこだわったところで、自律神経が良くなるどころか、それがストレスになって、悪くなる人をたくさんみてきました。
正直、あれ食べて良くなったとか、悪くなったとか、食べることの細部にこだわる人で、自律神経が元気になった人をみたことがないんです。
食べることはだいたいで。
まんべんなく、バランスよく。
そして自律神経にとって一番大事なことは、楽しく食べること、です。
楽しく食べると、脳から良いホルモンが出て、腸の吸収力も高まるからです。
免疫力も上がるので、自律神経も整いやすくなります。
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