めまいの付き添い問題【メニエール 自律神経失調症 パニック障害】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
壁ぎわから生えているように育っている木、面白くて撮ってみました。(近くのギャラリーの入り口です)
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めまいが改善してきた患者さん。
定期的な回転性めまいも出なくなり、フワフワめまいはまだあるものの、動ける日も増えてきました。
「次は、近くのスーパーだけじゃなくて、デパートやハーバーランド(神戸駅近くの商業施設)も行きたいです」
そうですね、長時間のウロウロはまだ難しくても、決めたお店だけいくつか回って、フードコートでランチやお茶くらいできたらサイコーです。
そこでまず考えなきゃいけないのが、ご家族の付き添いのこと。
ご家族に車で連れて行ってもらえることは、電車で乗り換えしながら行くより自律神経の疲れがまったく違いますから、本当に助かります。
一緒に買い物に付き合ってもらえるのも、なにかあったときを考えるととても心強いです。
そうなんです、最初はすごく助かるんです。
だから、できるだけ遠慮せずにご家族の力を借りましょう。
というのも、それをしていると、結局は自分一人で行けるようになるからです。
付き添いは有難いですけれど、いずれ、誰と一緒でも気を使うことになるんです。
待っててもらいながらウロウロするのも気を使いますし、時間も気になるし、しんどくなったら悪いなという逆の気遣いもでてきますしね。
だから、付き添い有りでお出かけするのが2~3回ですむのか、1年くらい続くのか、その方によって違いますけれど、いずれは自分一人で行こう、行ってみよう、という気になる。
人といっしょだと、かえって気を使うから、一人の方がらくかも。
こうなると、かなり自律神経も元気になってきた証拠です。
そして、ソロお出かけの成功体験を経て「ある程度は一人で出かけられるくらい元気になりました」となるんです。
そうなんです、やっぱり基本は、人といっしょに行動すると気を使う、自由が減る、自律神経にも負担になるんです。
一人が気楽。
一人で動けるくらいになったら、一人でやってみよう。
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