自律神経が疲れたら頭を休めよう【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
冬至の神戸の朝は0度でした、寒かったですね~~。
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「めまいやパニックが出そうなときは、体を休めるのもいいですけれど、頭を休める方がいいみたいです」
ある患者さんが報告してくれたんです。
そうなんです、その通りなんですよ〜。
見るもの、聞くもの、読むものを減らして脳への情報を減らすと、自然に自律神経が落ち着いてくる、体の緊張がとれてくるそうです。
約束をキャンセルするとか、予定を延期するとか、そういうスケジュール調整ができたらいいんですけれど、どうしても断れない家族の用事とか、外せない予定もありますもんね。
そういうときは、まず目の前にある音の出るものを消す、音楽やラジオ、テレビを消す、スマホの電源を切る、せめて消音にする。
これだけでも過敏な神経が収まりやすくなります。
そして、できれば一人になる。
「疲れたみたいだから、ごめんやけど話しかけないでね〜」と家族に言えるなら一番です。
部屋にこもってアイロンをかけたり、本を整理したり、頭より手を動かす。
せめて一人でゆっくりシャワーを浴びる。
私は夕食後に、いつもやらないのにキッチンを掃除しだすと、ほっといて欲しいモードの合図です!
流しをこすったり、ガス周りを拭いたり、何も聞かず、しゃべらず、黙々と手を動かす。
途中でアイスコーヒーを作って、きれいに拭いたカウンターで飲んでみたり、植木に水をやったり。
脳は疲れているけれど、体はそうでもない。
疲れた疲れたと感じていても、私たち現代人の疲れの大半は、情報処理と気疲れに使うエネルギーが枯渇してくることからの「脳疲労」です。
難しいことはそれ以上考えずに、単純作業で体を動かしたほうが、自律神経の緊張もとれてくるんです。
体を動かせば、その後はよく眠れる。
そして睡眠は脳も体も、自律神経も回復させてくれます。
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