元メニエール患者さんのお仕事えらび【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
もう９月末なのに、暑いし湿気も多いし、おかしいな～？？？笑
＊＊＊
めまい感も強く、軽いパニックもありつつ、数年かかりましたがメニエールを克服した患者さんのお話です。
この方は私と同い年、今は５０代半ばです。
体調が良くなっていくプロセスで、お仕事を始められたのですが、そのお仕事えらびがとても良かったな～と。
初めは、パン屋でのバイト（レジ接客）を３時間、から始まりました。
その後も選ぶ仕事は、
「体を動かす仕事」
「気をつかいすぎない仕事」。
（仕事なんで、ある程度は気は使いますけれど）
学校の食堂。
レストランの厨房。
体調のキャパを超えるようなら、すぐやめる。
人間関係が面倒くさそうになったら、すぐやめる。
この辺の潔さが良かったな～と。
その後も少しずつハードルを上げて、集団検診の受付案内、博物館の受付案内。
今はデパートで接客をされています。
事務仕事は一つもなかったんです！
ジーっとパソコンの前に座って、頭だけぐるぐる使い続ける、という仕事は選ばなかった。
体を動かすことをされていたんです。
体を動かすと、自然と同時に脳も働きます。
つまり体を動かす仕事は、脳と体を同じくらいちょうどよく使う仕事なんです。
この脳と体を使うバランスが、自律神経にも負担をかけずにやってこれたポイントだと思うんです。
今はもうすっかり元気で、お仕事も、ご夫婦の時間も楽しまれています。
月に一回ほど、全身のお手入れに針灸に来られていますよ。
少しずつ元気になって、そろそろ働きたいな～、外にでてお仕事したいな～と感じてる方は、いきなりガッツリじゃなくて、体調のキャパに上手に合わせながら、お仕事を選んでみてください。
ポイントは、頭より体を使う仕事から、そして気を使い過ぎない仕事。
そして、嫌ならチャッチャとやめる、我慢しない。
自分の健康が一番大事なことは、身に染みてますもんね。