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体力が自律神経を助けてくれる【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2023年12月15日自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

一日中くもりだそうで、湿度もあって12月とは思えない温かさです。

 ***

自律神経が少し安定してきたら、まず取り組みたいのは筋力の回復、体力の回復です。

自律神経の症状がひどいうちは、なにせ疲労が激しいですし、人の何倍も疲れるもので、動くことが難しいです。

脳も体も休めることが、自律神経の最大の治療になるので、むやみに運動を始めることはお勧めしません。

でも、ここからが今日言いたいことなんですけれど、少し動けるようになってきたら、少しずつ体を使っていきましょう。

まずは身の周りのことから。

短時間の掃除や整理、少しずつの断捨離など、日常のことでも立ったり座ったり、足腰を使います。

出歩けれるようになったら、買い物ですね。

一つのお店だけ、まずコンビニだけ、近くのスーパーだけでもいいので、できるだけ毎日出るといいです。

体調が良いからと、いっぺんにあちこち回って、あれやこれや買って、疲れ果ててしまうのではなく、毎日一つずつです。

目安は、その後で少し横になって休んだら、体調が回復する程度です。

用事で出たあとは、疲れ切ってしまってその日は使い物にならない、とかではなくて、1時間ほど横になったらとか、30分ほど昼寝、夕寝をしたら、そこそこ体調が復活するくらいです。

自律神経を壊してしまうような人は、(私も含めて)なにごともやり過ぎてしまう傾向があるので、この辺の加減というのは、どちらかというと控えめに、過ぎないように、体力の回復をやっていきましょう。

 ***

最近聞いた言葉で「気力は体力、体力は筋力」というのがあります。

「筋力が体力になるし、体力があれば気力も沸いてくる」ということなんだと思います。

かと言って、筋力があれば、なんでも気持ちがのってくるというものではありませんよね~。

筋肉をつければメンタルが強くなる、というのは無理があるのは誰でも分かると思います。

でも逆に、「筋力が衰えれば体力も減るし、やれることも制限されて、気持ちもふさぎがちになる」

というのは大いにあると思います。

そういう意味で、筋力の維持というのは、自分の気力を支えてくれる一つのポイントなんだと思うのです。

そして、気持ちと体力の充実が、自律神経を順調に安定させる秘訣の一つにもなってくるんです。

今の自分に合った、ちょうどいい運動、ちょうどいい体の動かし方を探してみましょう。

Posted by mayaharikyu