針灸が自律神経にできること①【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
雨は降っていませんが、湿気が強い。汗
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今日からは、針灸がどんなことができるのか、どういう仕組みで自律神経に役に立つのか、5~6回くらいに分けて書いていきたいと思います。
これはうちに来られている患者さんたちにリマインドしてもらうためと、これから針灸を受けてみようとされている方たちに、針灸を理解してもらえると思うので。
ちょっと難しい話にもなると思いますけれど、あいまに神戸元町のカフェやランチのお店の紹介とかも入れますね。
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まず、一つめです。
針灸で、肩コリがほぐれる、痛みがやわらぐ。
肩こりや腰痛は針灸に来られる主訴の定番ですね。
これ実は、自律神経にもすごくかかわっている。
なぜって、コリ(違和感)や痛みというのは最大のストレスだからです。
そして、その痛みのストレスが自律神経を過敏にするんです。
体のあちこちの違和感や痛みは、感覚神経を伝わって脳に届いて、自分が痛いと感じるものも、感じにくいものも含めて脳が感知します。
脳の扁桃体が自律神経を興奮させて、痛みのストレスと戦おうとします。
その状態が続いて痛みが慢性化すると、自律神経が過敏になります。
だから、コリや痛みはさっさと減らす、さっさと消す。
痛みが長びくとストレス性が高くなって、ちょっとした痛みもひどく感じるようになる、痛みの悪循環が生まれると最悪です。
だから針灸では、自律神経失調症でも、肩こりや腰痛などのコリや痛みの施術もするんです。
自律神経への負担を減らすために、コリや痛みをとる。
これが針灸ができることの一つ、まず一つ。
次は2つめを書きますね。
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