自律神経弱子の自律神経ばなし①【自律神経失調症 パニック障害】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
お天気は良いのですが、ちょっと湿度が高めですね。
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自律神経は、生まれつき弱い人とかいません。
だって、自律神経は、生命をつかさどる神経だから、生きているということは、自律神経は働いている。
体温は36度くらいで、心臓を動かして、呼吸して、栄養をとり、排尿排便をして、生きているのは自律神経のおかげです。
自律神経が弱いとか、自律神経の症状がでるとか、そういうのは自律神経が過敏なのがいけない。
だから、自律神経弱子は、なんで過敏になっちゃったのかな、ということを考えていくといいです。
自律神経が過敏になる原因は、その自律神経をつないでいる脳と体にあります。
脳と体がキャパオーバーになると、それをつなぐ神経は過敏になってサインをだしてくる、これが自律神経症状です。
じっとしてるのに心臓がドンドンする動悸、息苦しい過呼吸、平衡感覚がおかしいめまい、体温調節がきかないのぼせ、発汗、異常な冷え、顔や頭や手足がしびれる感じがする感覚過敏、まぶしく感じる視覚過敏、音がつらい聴覚過敏、疲れているのに眠れない不眠、などです。
もうこれ以上は無理ですよ、ストップですよ、ということです。
こういうサインを無視していると、自律神経の過敏さは増していきます。
自律神経の症状が発作のように同時に起こるパニック症状になったりします。
このあたりまでは、どの自律神経の患者さんにもお話することなんです。
そして、具体的になにが脳と体をむしばんでいるのか、そこは患者さんそれぞれで違ってきます。
そこがまさに改善ポイント、針灸の施術ポイントにもなってきます。
自律神経弱子の自律神経の話、次回に続きますね。
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