自律神経弱子の自律神経ばなし②【自律神経失調症 パニック障害】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
季節が進んで、急に蒸し暑くなりましたね~。
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前回は、自律神経が生まれつき弱い人はいなくて、脳と体の両方がキャパオーバーになると、それをつなぐ自律神経が過敏になってしまうということを書きました。
脳と体のキャパオーバーを知らせてくれる、もう脳も体も疲れ切っていますよ、というサインが自律神経症状なんです。
だから、自律神経の症状が出たら、脳と体を休ませたらいい。
そういうことを知らない、もしくは知っていてもできない、したくない、これが問題なんです。
休むべきときに休まないと、脳と体のサインを無視していると、自律神経の過敏度はどんどん増していきますから、症状は治まりにくくなる。
症状の数が増える、そして治るのに時間がかかるようになる。
休むことが、あまり上手じゃない人が自律神経の病気になったりしやすいのも事実です。
体を休めることはシンプルです。
歩きすぎをやめる、でかけ過ぎをやめる、運動のし過ぎをやめる、お風呂に浸かり過ぎをやめる、働き過ぎをやめる。
体力を酷使することを、減らせばいいんです。
横になっているだけでも筋肉は休まりますし、暴飲暴食をやめて内臓にやさしい食生活をするだけで、内臓の疲れはとれていきます。
厄介なのは、脳を休ませるということ。
脳は意識してなくても勝手に働いてしまうものなのですが、とにかく思考量を減らすことで、自律神経への刺激を弱めないと、自律神経の暴走はとめれません。
一番手っ取り早いのは眠ること。
睡眠中も脳は働いているとはいえ、覚醒しているときの働き方とボリュームは別物なので、まずは睡眠で脳を休ませる。
次は、起きているときの思考の量がポイントになります。
これについては、また次回に書きますね。
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