自律神経の症状が出ているときやらない方がいいこと➁【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の針灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
そろそろ、雨が落ちてきそうな空ですね。
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自律神経失調症やパニック障害で来られた方に、とりあえずまず気をつけること、やらない方がいいことをお話することが多いので、ブログにも書きますね。
明らかな自律神経の症状、動悸や過呼吸っぽい息苦しさ、めまいや吐き気、寝汗やほてりなどがあるときに、やらない方がいいこと。
たとえそれらが少し良くなってきても、気をつけてください。
2つ目は「長風呂(ながぶろ)」です。
前回の断食に続いて、いかにも体に良さそうなことですね。
これが逆効果、かえってしんどくなるので、知っておいていただきたいです。
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体は、自律神経がバイタル(心拍数・呼吸・血圧・体温)をうまく保ってくれています。
これがうまくできないのが、自律神経が失調するということ。
体温調節がうまくできないから、変に汗が出たり、手足がひどく冷えたり、低体温みたいになったり、のぼせたりします。
そこに、外から体を急激に温め続ける、これは拷問みたいなもんなんです。
自律神経の症状が出ているときは、お風呂は入らない、シャワーだけ、入るならサッと入る。
どれくらいが適当かというと、後でしんどくなるか、ならないかです。
お風呂に入っているときは大丈夫でも、お風呂から出て体調がどうかが目安になります。
だるくなる、頭が痛くなる、食欲がなくなる、動けなくなる。
こうならない程度に、上手に入りましょう。
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日本は温泉の国だからか、温め信仰がすごいです。
なんでも温めたら治る。
神経痛やリウマチなど痛みの治療に湯治(とうじ)がありますね。
もちろん、温めることでラクになる痛みはたくさんあります。
でも、自律神経の症状は違います。
冷やしてもしんどいし、温めてもしんどい。
体温の調節がうまくいかない状態だからです。
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長風呂の他に、岩盤浴、サウナ、ホットヨガなども同じです。
こういうのは、元気な人が、健康を維持するためにやること。
まずは自律神経の改善を。
自律神経が強くなったら、こういうのもできるようになります。
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コメント一覧
よくわかります!
ダブル洗顔、シャンプーとリンス、体とシャワーに当たりっぱなしで洗っているうちに、冬でも暑くなって、のぼせたようになってしまいます。
上がった後もぐったりなります。