更年期~しんどい生活に飽きます【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
風が少しだけ涼しい、かな?
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前回からの続きみたいな話になります。
更年期は、きつくてもそうでなくても、だれも自分の更年期をやっていかなきゃならない。
だったら、しんどくて何もできない自分でもOKとすることです。
どうしてかというと、自律神経絡みの症状というのは焦ると治らないからです。
焦燥感が簡単に自律神経を興奮させてしまう。
結局は、焦れば焦るほど、回り道になる、治りが遅くなる。
でもね、何ヶ月も何年も、ずっと体調がすぐれないのも、けっこう辛いんですよ。
不安とかもそうなんですけど、一番やっかいなのは「飽きること」です。
そうなんです、みんな飽きるんです。
どんなに好きなこと、楽しいと思えたことも、脳が飽きちゃうんです。
だから自分を飽きさせないようにやっていくというのは、自分の更年期をやっていく中で必須のテーマになります。
元気なときは、チャレンジして前に進んでいる感覚があれば、飽きは感じません。
でも体調が悪いんだから、自分のキャパの中で飽きないように工夫するわけです。
毎日の、ちょっとした工夫、できる範囲の変化。
私はちょっとずつ断捨離してました。
引き出し一つとか、タオル類だけとか、できるときに30分くらいちょっとずつ。
それだけでもスッキリして新鮮な気持ちになるものです。
毎日の、小さいことを楽しむ、喜ぶ、幸せを感じる。
花鳥風月です。
花屋に寄って、花や植木を買う。
部屋の雰囲気が変わって新鮮です。
だいたい皆さん忙しい40代を過ごしてますから、身近な細かいことでほったらかしていることが多いはず。
今まで後回しにしたり、雑にやっていた身近なことを、丁寧にやってみるんです。
他の人はいい、外のことはいい、自分の半径3メートルぐらいのことを大事に楽しんだらいい。
こんな生活も一時的なことだと思って、腹をくくって楽しんでいくくらいがいいです。
これが上手な患者さんは、症状が早く治ります。
上手に飽きることを解消しながら、無理のない生活をしていると、自律神経は落ち着いてきます。
そしてホルモンが安定してきて、更年期は終わりを迎えます。
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