めまいがあるとき運動していいの?【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
夜からの強風と気圧の変化、朝起きたらやっとおさまっていてホッとしました。
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昨日のこと、カーブスにメマイのある方が来られていました。
「寝て起きたときや、目を動かしたときに左に流れるようなメマイがあるんです」
とコーチに相談されていた。
「頭を急に動かさずに、ゆっくり移動、ゆっくり動作してくださいね」と指導を受けられていました。
動けないほどのメマイじゃないけれど、無理しない方がいいのにな。
コーチが横について、ゆっくりマシーンをされていたから余計なことは言いませんでしたけど。
めまいがあるときは、気をつけてください。
めまいがあること自体、もう体と脳が休みたがっていてSOSを出しているようなものなので、運動なんてしなくていい。
しっかり寝て、休んで、半分入院みたいな生活をしてれば、2〜3週間で良くなります。
ここで無理をすると、取り返しがつかないこと(メニエールなど慢性的なメマイ病)になることもあるのです。
耳の症状(めまいや難聴、耳鳴りや耳づまり)は脳と体、それをつなぐ自律神経のSOSなので、軽視してはダメです。
ちゃんと浮遊感(船酔いのような感じ)がおさまれば、また動けるようになるし、カーブスも行けますよ。
自律神経には運動が良い、とあちこちに書かれているからだと思いますが、大きな誤解があります。
運動は、自律神経がちゃんと働いている人の、自律神経を健やかに保つためにするもの。
毎日20~30分程度の軽い運動は、筋肉や脳への刺激で自律神経を整えてくれますが、これは健康な人の話です。
いったん自律神経が乱れてメマイや耳の症状やパニックなどが出るなら、運動してる場合ではないです。
まず一定期間休む、脳と体を休める、ひたすら寝る、ですね。
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