めまいでお仕事を早退した【メニエール 自律神経失調症 パニック障害】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
ゴールデンウィーク明けの県庁前、なんだか静かです。
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耳鳴りの20代の患者さんのお話です。
お仕事の接客業でインカムも使うので、耳への負担も気になります。
特に生理前になると耳鳴りが大きくなるのですが、最近はあまり気にならない程度に抑えられるようになりました。
ところが先日、ゴールデンウィークだからかお仕事がとても慌ただしく、朝からバタバタと働いていると、フラフラしてきて、頭が痛くなり、なんだか息苦しくなってきたそうです。
「お客様が多くて、お店に人がいっぱいいたから、酸素が薄かったのかしら?」
いえいえ、きっとそれは、軽い自律神経症状。
忙し過ぎて、自律神経が過緊張して、めまいと頭痛、軽い過呼吸がでてしまったようです。
聞けば、以前からこういうこともたまにあったそうです。
耳鳴りがあるということは、耳の粘膜が弱いということなので、内耳にある三半規管も弱くなったりします。
耳鳴りがある人は、めまいにもなりやすい。
めまいがある人は、耳鳴りがでやすい。
そして、三半規管が弱れば、平衡感覚が不安定になって、余計に自律神経が過緊張して、過呼吸や動悸も起こりやすくなる、というわけです。
今はまずしっかり睡眠をとって、脳と体を休ませて自律神経の過敏性をおさめていくことです。
そして、彼女のこれからの生活で、体の無理が耳にこないようにと願うばかりです。
突発性難聴やメニエールにならないために、耳の粘膜に負担をかけないこと、耳の粘膜を強くしていくこと。
耳の健康管理を一緒にやっていきましょう。
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