山登りの高山病と耳の症状【メニエール 突発性難聴 自律神経失調症】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
秋分の日もすぐそこで、やっと秋がみえてきましたね。
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登山は人気ですね。
足腰も鍛えられる、季節ごとの山の花鳥風月も楽しめる、そんなにお金もかからない、いいね。
うちの患者さんにも山登りを趣味にされている方は多いです。
それでも、山をやめてしまった方が数人いらっしゃいました。
原因は膝が痛いとかそういうのではないんです。
やめた原因は「耳(みみ)」なんです。
山に登ると、軽い高山病にすぐになってしまうんです。
高山病って、気圧が低いから空気が薄くなって、軽い酸欠状態になって頭が痛くなったりするんですけれど、それだけじゃないんです。
耳がおかしくなるんです。
山で耳が詰まって抜けなくなるとか、耳鳴りがうるさくなって頭が痛くなるとか。
内耳の圧が調節できずに、三半規管が刺激されてめまいや吐き気が起こるとか。
ある意味、飛行機に乗ったときに耳がしんどくなるのと同じようなものです。
ある方は学生のときに登山部だったほどなのに、登山を諦めてしまいました。
山登りも、メニエールや突発性難聴などで耳を傷つけてしまった人には、なかなかハードルが高くなっちゃうんですね。
ある方は高い険しい山は諦めて、低山を楽しむようにされています。
耳に負担のかからない千メートル以下の山で楽しむのがいいかと思います。
私は近くに低い六甲山系がいくつもあるので、耳にそれほど負担をかけずに気軽に小一時間ほどの山登りができて、とても恵まれています。
涼しくなったら、また保久良山に登るのが楽しみです。
10月になったら行けるかな〜。
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