顎関節でめまいにはならない【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
日曜の雨を境に冬になるみたいなので、秋は今日明日の2日間なのかな。
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顎関節症でめまいになるという話があります。
「マウスピースで顎関節を治療しても、めまいが治りません」という方がいらっしゃいます。
これは逆だと思うんです。
めまいがあるから、顎関節が痛くなるんです。
平衡感覚が不安定だから、体に力が入る、アゴにも力が入る。
めまいがあるから、食いしばるんです。
めまいがあるから、ほっぺたが痛くなるんです。
平衡感覚が安定してくると、体に変に力を入れなくても、しっかり支えることができるようになるので、自然に力が抜けてきます。
耳のまわりの顎関節症などの痛みは、それ自体はまがいも無い「痛み」なのでストレスにはなりますが、その痛みが内耳を悪くするものではありません。
耳の中はとても精密な器官なので、硬い骨と鼓膜に守られていて、そんなに簡単に侵食されるようにはできていません。
そういう構造を理解すれば、まずは耳ありき、です。
耳が主体で、まわりの痛みを作りだすと考えた方が正解です。
耳が調子が悪いと、顎関節が痛くなったり、コメカミが痛くなったり、首が痛くなったりするのです。
ちなみに、食いしばりは寝る前のほっぺたのローラー針がよく効きます。
ローラー針でなくても、げんこつでゴリゴリとほっぺたをほぐすのです。
朝のアゴのこわばりが、だいぶん減りますよ。
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