高齢のめまい、知っておこう【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
うっすら曇っていますけど、昼からは晴天で暑くなりそうです。
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高齢になってからのめまいは、特徴があるんですよ。
そして、誰でもいつかは高齢になるんだし、私みたいに更年期を過ぎると、高齢もびっくりするくらい先のことではないので、知っておくほうがいいと思います。
年齢が上がってから、突然めまいが出る方がいらっしゃいます。
それまでは、めまいナシ。
どちらかと言うと、人並より元気な方が多いです。
原因で一番多いのが健康不安からの自律神経のめまいなんです。
今まで元気だったのに、今まで無かったような症状が出てくる。
足がしびれる、ヒザが痛い、目がつらい、痩せる、夜中のトイレ、など。
そして、やれないことがでてくる。
これが、元気だった人ほど、すごくストレスになるんです。
年齢が上がると、弱ってきて当然、できないことが出てきて当然、頭では分かっていても、実感はまた別なんです。
このあたりが、もともと持病を抱えていたり、あちこち痛いところ、悪いところがちょっとあったりする人と違うんです。
もともと症状がある人は、そんなもんだと心も体も分かっている。
ずっと元気で、周りからも「いつまでもお元気ですね」なんて言われている人の方が、健康不安がムクムクと膨らんで、大きなストレスになって自律神経に負担をかけていく。
なんで痛むの? なんでしんどいの?
なんで前みたいにできないの?
これからどうしよう、私どうなるんだろう。
いやいや、まだ私は大丈夫、頑張らなくちゃ。
やらなくちゃ、やらないとできなくなる。
こういう気持ちで脳がいっぱいになる。
そして、ある朝目が覚めたら、クラ~っとめまいがして起き上がれない。
救急車を呼んで!! と家族に連絡がある。
こういう話をいくつも聞いてきました。
どんな歳になっても、自分のキャパを過信しないように、ということなんです。
高齢になって始まるめまいや自律神経症状は辛いです。
一気に心も体も弱くなってしまうからです。
残念ですけど、人は弱っていくものです。
そういう自分も少しずつ受け入れていくことも、老年をうまくやっていくコツなんだろな、と改めて思います。
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