フラフラは耳が悪いと知らなかった【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
神戸はそんなに大雨ではないですけど、しかしよく降りますね〜。
***
20年前の30代後半に、フラフラで起きれない、ぐるぐる目が回る、しんどくて動けない、こういう経験をされた患者さん。
当時はその原因が耳にあるとは思っていなかったそうです。
けっこうこれはあるんです。
今でこそ、めまい感があれば、ネットで検索をすると、良性発作性だとかメニエールとか、原因も対処法も治療もでてきます。
その情報が正しいか、使えるかは別として、ずら~っと出てくるものですね。
そして、めまいの原因は主に2つあって、脳(脳腫瘍や聴神経腫瘍)に問題がなければ、耳の内耳にある三半規管の不具合だと、分かるわけです。
それでも、実際は今でも、めまいが耳からきていることにピンとこない人が多くてびっくりします。
目が回るから「目」ではないのか、とか。
耳は聴力(聴こえ)が問題になるのだから、平衡感覚が関係あると思っていない人も、実際には多いんです。
そこがピンんとこないから、耳鼻科に行くことを思いつかなかったり、しんどさをほったらかしにして、そのうちに治るだろうと思って、症状が悪化してしまうことも多々あります。
ネット検索をしない年配の方だけじゃなくて、若い子にも「めまいやクラクラは耳なんですか? 」とびっくりされることが多いんですよ。
めまい、フワフワ、クラクラ、ぐるぐる、浮遊感、平衡失調、いろいろな言い方はありますが、めまい感、平衡感覚がおかしい、フラフラする、こういうのはまず耳を疑ってください。
めまいは自律神経症状の中でも、不眠や動悸や発汗と並んで圧倒的に多い症状なので、まわりの人にそういう方がいたら、耳の話をしてみてください。
冒頭の患者さんは、今はめまいは治まっていますが、耳鳴りとときどき耳詰まりを感じていらっしゃいます。
後遺症が耳に残るのも、めまいやメニエールの原因が内耳にあるからなんですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません