女性ホルモンには抗わないでおこう【更年期障害 自律神経失調症】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
三連休の日曜日、この辺りも人が賑わいそうです。
***
更年期中の人、更年期を終えてホッとしている人、更年期前で心配そうな人、針灸院には色々な人がいらっしゃいます。
私自身も、けっこうキツめの、長めの更年期を終えて、元気になった一人です。
女性ホルモンで自律神経がおかしくなる。
シンプルに言うと、これが更年期です。
そして私が最近すごく思うのは、女性ホルモンに抗わない、更年期を封じ込めようとしない、ということ。
それよりも、一つ一つの症状に、それぞれ対応していく方が、現実的だからです。
出血が多いなら、それ用のナプキンを使う、貧血の防止をする。
眠れないなら、それ用のお薬を処方してもらう。
汗がひどいなら、暑さ対策をする。
肩こりがひどいなら、マッサージに行く、針灸に行く。
疲れやすいなら、やることを減らす、仕事を減らす、休む。
今だけです、更年期はずっとじゃないんです。
必ず変化したホルモン状態を脳が受け入れるときがきます。
脳(脳下垂体)が納得すれば、カラダはラクになります。
(意識的にできることではありませんが)
女性ホルモンをなんとかしようとするなら、婦人科でホルモンパッチを処方してもらうべきです。
サプリを飲んだり、漢方を処方されたりされている人もいらっしゃいますが、自分で女性ホルモンにできることは、実はほとんどないんです。
それくらい、女性ホルモンは強烈です。
一生のうちで茶さじ一杯分くらいしかでないホルモンなので、微量でも血中に放出されるとすごいインパクトなんです。
更年期を経験された人は、こういうことの意味が分かると思います。
女性ホルモンには抗わずに、症状そのものに一つ一つ対応していく。
それくらい地道な感じでやっていきましょう。



















ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません