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自律神経の興奮は自分がピンチであるサインです【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2022年6月8日自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

今朝は寒いくらいの気温でしたね。

梅雨までの数日、日の光を楽しもうと思います。

 ***

「自律神経失調症」という病名があります。

神経が失調するというのはどういうことか。

神経が働かなくなる、つまり伝達しなくなる、ということなのか。

いえいえ、答えは、神経が動かなくなるどころか、過剰に働き過ぎることです

自律神経が簡単に働いてしまう。

自律神経が、必要以上に興奮してしまう。

だから、眠れない、動悸がする、汗が出る、手先足先が冷える、胃腸の調子が悪くなる、パニックになる。

この状態って、動物学的に言うと、自分がピンチなんですよ。

動物として、捕獲されそう、食べられそう。

ピンチなんです、ヤバいんです。

なんでこんな状態になってしまうのか。

頭が、脳が、思考が、「ヤバい」と認識しているからなんです。

そうです、自律神経を緊張させている原因の大半は、脳(思考)にあります

脳が「ヤバい」と、ずーーーっと思っている。

これをストレスと言ったりします。

ずっと嫌なこと。

ずっと苦手なこと。

ずっとしんどいこと。

ずっと怖いこと。

ずっと心配なこと。

こういうことを、ずっと脳で感じている、思考をめぐっていると、脳は簡単に自律神経を興奮させます。

元々は、自分の体を守ろうと、外部と戦おうとする自然な反応なんです。

ストレスが多すぎる、その状態が長すぎると、たいしてピンチじゃなくても、簡単に体が戦闘態勢に入ってしまうんです

これが、自律神経失調症やパニック障害の正体です。

症状を引き出す最大の原因は、脳(思考)なんです。

自分の体を、一番変えるものは脳なんです。

このあたりに、自律神経の症状を改善していく大きなヒントがありますね。

そうです、思考によって、症状はひどくもなるし、楽にもなります。

思考を変えることで体も変わる、人間は、そういうふうにできています。

今日は自律神経についてのお勉強みたいになりました。

 

 

Posted by mayaharikyu