自律神経にやさしい温め方➁【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今日も暖かいですね~~上着が要らなさそう。
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前回の続きです。
自律神経が弱い人は、急に体を熱くすることが苦手です。
寒いときに貼るカイロも、使い方を間違えて汗が止まらなくなった、気分が悪くなった、とならないようにしましょう。
カイロは大きなサイズは熱量が多いので、ミニサイズがいいですね。
必要なら、ミニを2つ貼ればいいです。
お腹や腰から下の下半身はしっかり温めても大丈夫。
私も足が冷えるので分厚い靴下をはいて、下着のスパッツはいていますけれど、これでも冷えるときはお尻の中央(仙骨部)にミニカイロを貼ります。
注意したいのは、背中から上にカイロを貼るのは、のぼせるのであまりよろしくないです。
背中の上のほうに「風門(フウモン)」というツボがあって、風邪(ふうじゃ)が通る門(もん)という意味で、風邪のときによく使うんです。
風邪ぎみで寒気がするときなんかは、ここにカイロを貼るとすっごく効くツボで、体が温もって、風邪を回避できたりするんですよ。
ふつうに寒いだけでもカイロを貼るといいツボなんですけど、自律神経が弱い人は要注意で、顔や頭部だけが温まり過ぎて、のぼせて気分が悪くなるときがあります。
背中から上は、カイロを貼ってみて気持ちが良いならオーケーですが、火照りを感じてきたらサッサと外してしまいましょう。
それと、風邪になりそうな冷えを感じたときには、漢方を上手に服用して、体を中から温めるのもいいです。
基本的に漢方薬は、体を中から温めることで症状を軽くしたり体調を良くしていくことが得意なんです。
葛根湯などは一般的によく使われていて、とても優秀な漢方で、風邪を引きこんでしまう手間のサインのときに飲むと、風邪にならずにすむことがよくあります。
風邪のサインは、寒気、のどの違和感、くしゃみ鼻水、首こり肩こりなどがあります。
温かい白湯と葛根湯で、冷えと風邪を防ぎましょう。
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