都合がいいと思われる自律神経の病気【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
少し風があって曇っていますが、気持ちのいい気温です。
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ある患者さんの話です。
先日、舞台を観に行かれたそう。
忙しい日が続いて、ちょっと体調もイマイチだったのでどうしようか、キャンセルしようか迷ったけれど、好きな舞台だから頑張って行った。
「好きなことだから、めまいもパニックも大丈夫でした」と。
そうなんですよね、好きなことだから、ドーパミンなど喜びホルモンも脳からでるので、自律神経を助けてくれます。
翌日は予定を入れずに家でゆっくりされたそうで、そういう安心感も必要ですね。
でもこの「好きなことは大丈夫」というのが、周りからみると???と思われることがある。
調子いい、都合がいい病気、と思われることがある。
ある患者さんは、しんどいしんどいと言いながら、スマホを眺めていると、
「スマホが見れるなら、大したことないやん」
と家族から言われたそう。
しんどくて、イライラして、脳にアレコレ嫌なことが浮かぶから、スマホの好きな動画に集中して、気を紛らわしていたそうです。
そうしていると、自律神経も落ち着いてくるから。
本当にこればっかりは、こういう症状を経験しないと分からないものですよね。
でも、ちゃんと仕組みがあるんです。
自律神経は脳(心)と体をつなぐ神経だから、脳(心)が喜びを感じても、体調が良くなったりするんです。
脳と体をつなぐ神経だから、脳の影響もうけるし、体の影響もうける。
好きなこと、気分によって体調が変化することがあるんです。
この辺りを説明して理解してもらえると、ありがたいんだけどな~。
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