原因は足し算だから引けばいい【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今日は湿度40%のサラ~っとした日曜になりそうです。
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よく書いていることですけれど、自律神経の症状の原因は、一つだけということはあまりありません。
だから、これをやめればパッと治るということもあまりありません。
いくつかの原因が重なって、症状がでているんです。
原因が足し算されて出てくるのが、自律神経失調症やパニック障害の特徴です。
例えば、自律神経症状の代表ともいえるめまい。
めまい、三半規管が弱くなる原因は、主に6つくらい考えられるんです。
寝不足、風邪ぎみ、気圧の変化、ストレス、疲れ(脳疲労)、ホルモン変化、これくらい。
このうち、3つとか4つとか、原因が重なるとめまいが出る。
原因の数は、その人の三半規管の強さ弱さに寄るので、2つでめまいが出ちゃう人もいれば、5つくらい重なるとさすがにめまいになる、という人もいます。
そして、「原因の引き算」が上手な人が、自律神経症状を早く改善することができるんです。
原因を引き算する。
つまり、毎晩1時間多く眠るとか。
風邪に気をつけて、鼻炎を治すとか。
スマホを触るのを減らして、脳を休めるとか。
ゆううつな用事は断って、ストレスを減らすとか。
こういうことが原因の引き算になるんです。
そして、この夏は「暑さ」も原因にプラスされていました。汗
だから、今からの涼しい季節は「暑さ」が自律神経に悪さをすることがなくなる。
自律神経への大きなストレスが一つ減ったんです。
これは、とても大きな引き算です!
だから、これは私の予想ですけれど、この秋からは元気になる人が増えると思います。
それくらい、今年の暑さは自律神経に負荷をかけていたと感じています。
秋は自律神経が回復しやすくなる、そう期待しています。
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