サウナやホットヨガは気をつけて【自律神経失調症 パニック障害】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
雨は昨日だけでしたね、空気の乾燥も和らいでいます。
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12月を前に、冬が近づいてきていますね。
冷えを感じて体を温めたくなるこの頃、自律神経が弱い人はちょっと気をつけた方がいいことを書きます。
寒いからゆっくりお風呂で温まろう、サウナでもどうかな~、でもちょっと待って。
「サウナが自律神経に良い」ということをききますが、
自律神経を健やかに保つためにサウナをする、のと、
自律神経が弱い人がサウナをする、のは全く違うことを知ってほしいんです。
自律神経の症状がでているときに、サウナは危険です。
めまいや耳鳴り、動悸、頭痛や高血圧、変な汗や、ひどい冷感(低体温)など、自律神経がおかしくなっているときにでる症状があるのに、外から体に熱を加えるサウナは、やってはいけないこと。
自律神経の興奮がさらに高まって、脱水や熱中症と同じことになります。
気分が悪くなる、動けなくなりますよ。
サウナだけでなく、ホットヨガ、よもぎ蒸し、長風呂も同じことです。
自律神経が普通の人が自律神経に良いことをするのと、自律神経が壊れている人が自律神経を回復させるためにすることは、全く別なんです。
やみくもに体を温めないで。
お風呂は熱すぎない温度でサッと入る、なんならシャワーでもOK。
浴室暖房機などをつかって、体が温度差にびっくりしないように、気持ちよく入ってください。
足が寒かったら、分厚い靴下を重ねる、お尻にカイロを貼る。
温かいものを飲んで胃腸から温める。
桂枝湯などの漢方を服用して、体の中から温める。
自律神経が弱い人は、外から体(特に上半身)を温めすぎないように。
これからは、暖房が効きすぎている電車やデパートも気をつけたいですね。
私はちなみに、上着を脱いでから入ります。
デパートの入り口で、ダウンやコートを脱ぐ。
電車がホームに入ってくると、上着を脱いで手にもって乗り込む。
けっこう最近は、冬になるとこういう人をよくみかけますよ。




















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