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自律神経やパニックを治すのは薬じゃない【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2022年11月13日自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

今にも雨が落ちてきそうですが、夕方には止むそうですね。

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自律神経失調症やパニック障害など、自律神経に絡む症状にお薬を使いたくないとか、減らしたいとか言われる方が多いので、今日は以前に書いた私なりの考えを以下に再掲しますね。

(少し加筆しています)

 ***

お薬、ここでは特に安定剤や睡眠導入剤のことですけれども、使うか使わないかは、どっちでもいいと思っているんです。

どっちでもというのは、その人の体や症状に合わせるのがベストと考えているからです。

お薬を飲んで余計にしんどくなるなら飲まない方がいいし、何も変わらないなら必要ありませんが、服薬してラクになるなら必要です。

体も気持ちもラクになったら、自律神経も改善されやすくなるからです。

自律神経が絡む症状というのは、我慢をして治る病気ではないからです。

お薬を飲んだら頭の痛みが軽くなる、吐き気が減る、飲んだら寝つきが良くなる、しっかり眠れる、だったらそれは必要だと考えて良いと思います。

これからが大事なんですけど、お薬が自律神経を良くするのではありません。

お薬を使いながら、自分で自分の自律神経を改善するのです

安定剤は神経の緊張をとってくれますが、ストレスそのものを無くしてくれるわけではありません。

自分でストレスを減らすのです。

導眠剤は寝やすくしてくれて、しっかり寝ることで脳と体を休めてくれて自律神経は修復に向かおうとします。

そのお薬を使っているあいだに、自分で眠れる体にしていくのです。

そういう方向に生活を変えていく。

もっと言えば、生き方を変えていくのです。

お薬は自分を助けてくれるアイテムの一つです。

自律神経が整ってくれば、お薬は必要なくなってきます。


私も3年ほど導眠剤でしっかり睡眠がとれました。

おかげで自律神経は元気になって、自分で眠れるようになりました。

それは、体が教えてくれますよ。

ある日「もう飲まなくても大丈夫な気がする」と気がつきます。

お薬には「助けてくれてありがとう」という気持ちです。

そして、これからの人生でなにがあるか分からないので、もしまた眠れなくなったら「そのときはヨロシクね」という気持ちでもあります。

それくらいのもので良いと思っています。

Posted by mayaharikyu