しんどいときは時間をかけよう【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今日は蒸し暑くなりそうですね〜。
***
しんどいときは、ゆっくりやる、時間をかけてやる、これは自律神経を傷めないための鉄則です。
しんどいときとは、めまいがあったり、クラクラするときです。
そして、頭痛がするとか、膝が痛いとか、手首が痛いとか、体に痛みがあるときもです。
ゆっくり動作、意外とこれがみんなできないものですね。
(私もです)
家事を一つ一つゆっくりやるとか、ゆっくり歩くとか、ある程度はできるんですよ。
できるんだけど、だんだん我慢ができなくなってくる。
ゆっくりしかできない自分が情けなくなってきたり、腹がたってきたり、こんなはずじゃないのに~と思ってみたり。
そして、ゆっくり動作がストレスになってくるんです。
我慢できなくなって、チャカチャカ動いてしまう、作業をしてしまう、用事をこなしてしまう。
だから、良くなる症状も良くならない。
めまいの患者さんが「サッサと歩けない自分が情けない、もっと歩幅も大きくしっかり歩けたのに。すごく歳をとった気分です」
分かります。
肩から腕を傷めた患者さんが、上の棚のものがサッととれない、イスをもってきて乗ってとるか、家族に声をかけてとってもらって、いちいち気を使うから自分にもイライラする。
分かります。
でもね、しんどいときは、そこを大事に、ゆっくり動く、時間をかけて動作をするものなんです。
これは症状の改善に必要なことなんです。
ネコも、ケガをしたときや調子が悪いときは、ジーっとしています。
どんな動物でもそうです、それが一番早く治ることを知っているからです。
自律神経が過緊張しやすい人は、どちらかというと神経を高ぶらせてチャッチャと動きたい性分です。
しんどいときはゆっくり動作があたりまえにできるように、クセづけしたいですね。
それができる人は、どんな症状も早く良くなると思うんです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません