メニエールでもデパ地下にいきたい〜前半【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
あちこちの桜が咲いていますが、花粉がひどくて写真を撮ってない。
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うちに来られるめまい症やメニエール、パニック症状の患者さんたちが、まず元気になったら行きたいところナンバーワンは分かりますか?
「神戸大丸のデパ地下」です。
分かる、分かる、本当に分かるし、私もそうだった。
そうそう、デパ地下にいきたい。
めまいがあると、料理もできない、外食もできないから、デパ地下でおいしいものを買いたいんですよ。
せめて、それくらいの楽しみがほしい。
先日もあるメニエールの患者さんに、
「このまま元気になったら大丸をウロウロできますかね?」
と言われました。
できる、絶対にできるようになりますよ。
でもまず、その前に知っておいたほうがいいこと、心づもりが必要なんです。
メニエールや突発性難聴など自律神経が絡む症状には、デパ地下はそこそこハードルが高いことを理解しといたほうがいいです。
だからこそ、デパ地下に行けるようになったということだけで、状態は良くなっている証拠。
そして、しんどくなってすぐ帰ってしまったり、その後で調子が悪くなったとしても、あまり落ち込まずにまたトライすればいいです。
なんでハードルが高いかは、
・目をキョロキョロするし、多くの人の動きが視界に入るから、平衡感覚が揺れる
・多くの音がざわざわしているから、聴覚が刺激される
・地下にいると耳に圧がかかって、三半規管が刺激される
・あれも買いたい、これも買いたいと脳が忙しくなると、自律神経が過敏になってくる
こんな理由があります。
調子が良くないと、めまいが出たり、息苦しくなったり、変な汗が出たり、つまり軽いパニック症状になったりするかもしれません。
それじゃどんな準備をしていったらいいのか。
そしてクリアしておきたいことも。
次回に書きますね。
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