耳を守る~イヤホンについて【突発性難聴 メニエール】
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おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
ピリリッと寒いけれど、お天気いいですよ。
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イヤホンは耳鳴りやめまいにどうですか?
という質問があったので、書こうと思います。
イヤホンを耳に入れて音楽を聴く、なにかを聴く。
耳の症状がない人ならともかく、耳の症状がある人はやめた方がいいです。
小さい音ならたいして問題ないと思うんですけれど、耳鳴りや耳づまり、めまいや難聴がある人なら、イヤホンしてて耳に負担をかけることはあっても、良いことは一つもないです。涙
音って、振動なんですよ。
だから、振動が鼓膜をユサユサ揺らして、耳の中の圧力もグイグイ高くなるんです。
耳の中の粘膜がグイグイ刺激されるんで、炎症などが助長されやすくなるし、おさまりにくくなる。
だから、イヤホンでなにかを聴いた後などに、耳鳴りが大きくなったり、耳がつまった感じが残ったり、めまいがフワフワしたりするんです。
そういうことを考えると、骨伝導のイヤホンは、直接蝸牛に働きかけるので、それまでの鼓膜~外耳道~中耳~内耳までの伝導路にある粘膜を傷めにくいです。
それでも、内耳にある蝸牛の有毛細胞は直接的に刺激されますから、骨伝導といえども難聴をすすめてしまうリスクはあるんです。
つまり、イヤホンはやめときましょう。
私も若い頃はウォークマン全盛期だったので、イヤホンでガンガン聴いてましたよ。
あの頃、イヤホン(大きな音を直接耳に入れること)は耳によくないことを知っていれば、もうちょっと耳を大事していれば、メニエールやパニックを経験することもなかったかもな~なんて思ったりもします。
(メニエールやパニック障害は内耳だけの問題ではないので、そんなに単純に作られる症状ではないんですけれどね)
移動中は、なにかを聴きながらはやめましょう。
家で音楽をきいたり、ラジオをきいたり、充分に楽しめますよ。
それと、聴覚過敏がある人はイヤホンを耳栓がわりにもしたりできるので、そういう使い方はいいですね。
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