
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
昨日の雨で潤い、公園の梅と水仙が生き生きしてみえます。
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10日前に突発性難聴を発症し、耳鼻科のステロイド療法を終えて、なんとか聴力が回復した患者さん。
突発性難聴は過去に数回経験されているので遺伝的に耳が弱いということもありますが、今回の原因は産後のホルモン変化からの影響は否めません。
少なくとも授乳している間は、もしまた耳がおかしい、聴こえないということがあれば、躊躇なく耳鼻科に行くこと、針灸も来てくださいとお伝えしました。(ステロイドを服用中は授乳をストップしました)
忙しいとは思うけれど、針灸で月一回くらいは耳に始まって体ぜんたいの手入れをさせてほしいな。
彼女曰く、針灸の後は息が入りやすくなる、そしてニオイがよく分かると話してくれました。
少し自律神経が緊張ぎみなところがあるので、ふだんから呼吸が浅めで体に力が入るタイプ。
針灸で自律神経が緩むと気道も広がりますし、呼吸を助ける肩甲骨まわりの筋肉も緩むので、息がしっかり吐ける、しっかり入る。
ニオイがちゃんとする、味がよく分かる、目がはっきりする、こういうのも針灸の効果で、粘膜が整うからです。
刺激によって粘膜の血流がよくなり、粘膜の老廃物が流れて炎症を抑えやすくなる、細胞再生が進んで強い粘膜が作られる。
耳の粘膜も整います、これが難聴に対しての効果です。
つまり針灸の刺激で自律神経の緊張がとれると、耳の中の毛細血管は拡がりやすくなりますから、充分な血液が耳の粘膜に流れ込みます。
血流にのってきた栄養分が耳の粘膜を修復させますし、要らない炎症物質は老廃物として耳から排除されるわけです。
耳の粘膜炎症が抑えられれば、破壊される有毛細胞も最小限に抑えられますし、耳づまりや耳鳴り、聴力過敏やめまいも回復に向かいます。
針灸はステロイド療法のように即効的に消炎するものではありませんが、炎症を鎮める働きを下支えする、平たく言えば免疫力をフォローするんです。
耳の症状は深刻です、全力で対処しよう!



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