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HSP 繊細さんと平衡感覚について【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2022年10月14日めまい耳鳴りメニエール突発性難聴

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

今朝は歩いていると暑いくらいです。

 ***

今日は繊細さん(HSP ハイセンシティブパーソン)の話です。

当院には、HSPだから針灸で治そうという方は来られません。

でも、めまいや耳鳴りなどの自律神経の症状で来られて、話を聞いてみたら「感覚過敏」をもっている方はとても多いです。

めまいが出始めてから過敏になった

平衡感覚がおかしくなると、感覚が過敏になる理由があります。

平衡感覚が不安定な状態は動物としてピンチなんです。

ピンチだから自律神経を緊張させて、自分のアンテナである感覚器の感度を上げて、自分を守ろうとする

感覚過敏は防御反応の一つなんです。

だから、音に過敏になる。

目も光に過敏になる。

鼻も舌も過敏になる。

皮膚も過敏になる、かゆみや痛みが大きくなる。

そして、脳も過敏になる、不安になる、心配になる。

だから、感覚過敏性、心配性の人は、三半規管が弱い人がとても多いんです。

逆に言うと、内耳の三半規管を強くすることで、平衡感覚が安定すると、過敏の度合いが減って、ラクに生活できるものなんです。

HSP=繊細さんも、この要素がとても大きい。

平衡感覚を整えると、繊細の度合いが少なくなる

私もHSPのチェックリストをやってみると、確実に範囲に入ります。

アーロン博士のチェックリストですと、23個の質問のうち、12個以上にマークが入るとHSPの可能性が高いとなります。

私は更年期でめまいがちなときは17個でした。

今は過敏性が減って14個になりました。

以前のメニエールだったときは、HSPという名前もスケールも無かった時代なので分かりませんが、全てあてはまったかもしれません。

大事なことは、自分がHSP、繊細さんであるか無いかではなくて、気持ちよく生活できているか、感覚過敏がしんど過ぎてないかです。

感覚過敏によって生きづらくないか、ということです。

繊細である自分を受け入れて、環境を整えて生活していくことはもちろんです。

でも、体のアプローチからも過敏性は手入れできるということを知ってほしいです。

平衡感覚をつかさどる内耳を強くすることで、少しでも解消できるということを知ってほしいです

 

 

Posted by mayaharikyu