鼻うがい止めてみる〜耳づまり副鼻腔炎【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
雨は昼からは止んでくるみたいですけど、ちょっと風がありますね。
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寒くなってから副鼻腔炎がずっとひどい患者さん。
とうとう今週になって耳にきてしまいました。
朝起きると、耳づまりで右耳の聞こえが悪い。
耳鼻科にかかるも、副鼻腔炎からの炎症が耳にまで広がったらしく、耳づまりと頭痛がひどかった。
抗生剤などのお薬は服用されていますが、なかなか症状が落ち着きません。
鼻うがいをいったん止めてみようということになりました。
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鼻うがいは、鼻炎の解消にされている方も多いと思います。
生理食塩水で鼻周囲の粘膜を洗い流すことは、粘膜が安定しているときはスッキリして気持ちがいいかもしれません。
でも、炎症が始まって膿がたまる「蓄膿(ちくのう)」になってしまうと、鼻うがいそのものが粘膜への刺激になって、粘膜の炎症がおさまるどころか、助長してしまいます。
更に、鼻の粘膜に集まって炎症をおさえようとする細胞を洗い流してしまうので、一向に粘膜が修復されないのです。
かさぶたを、剥がし続けているようなものです。
ここはひとつスッキリしたいのを我慢して、鼻うがいをいったんストップしましょう。
耳まできているということは、かなり広範囲な副鼻腔炎になっているでしょうし、耳づまりは副鼻腔炎がおさまらないと治りませんし、慢性化するととても厄介です。
鼻うがいは鼻炎などの予防のためのものです。
鼻や耳の症状がひどいときは、控えることも考えてみてください。
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