耳抜きすると耳がらくになる【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
梅雨も明けてビッカビカのお天気、湿度は低めですね。
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耳の弱い人、めまい・耳鳴り、耳詰まりがある人が、絶対にやったほうがいいこと。
それは耳抜きです。
耳抜きができると、耳の内圧が抜けて、中耳や内耳の粘膜環境が良くなり、炎症がとれやすくなったり、細胞再生がしすくなるからです。
これは、鼻をふさいで「フンッ」とする耳抜きではありません。(←要注意!!!)
鼻をつまんでやる耳抜きは、強い勢いで空気を通すために、耳や耳管の粘膜を傷めてしまうことがあるので、やらない方がいいと思います。
耳鼻科での「通気(つうき)」もそうです。
通気も結構な圧力をかけて空気を通すので、粘膜を傷つけてしまう危険性があるから、耳鼻科の先生にも賛否両論あるそうです。
通気によって空気を通しても、耳の粘膜が荒れているうちは、またすぐに耳が詰まってしまいますしね。
私たちがお勧めしているのは、あくびをしたり唾や何かをのみ込んだりして、自力で耳を抜く方法。
ふつうは、生活の中であくびをしたり、なにかを飲んだり食べたり、おしゃべりしたりして口腔を動かすことで、自然に耳抜きができています。
耳抜き、つまり耳管を通すと、耳の中と外の圧が同じになるので、耳がスッキリするんです。
耳抜きがヘタだと、耳がこもりやすくなったり、耳の中の炎症がとれにくくなったり、耳のトラブルが解消しにくくなります。
日頃から、意識してあくびや飲み込みをしながら、耳抜きをバンバン練習しましょう。
顎関節症で大きなあくびができません、という患者さんがいらっしゃいましたが、口は大きく開けなくても、口の奥をオペラ歌手が歌うように丸くする意識で、あくびを促すとできるようになりますよ。
私はメニエールを患ってから、意識的に口蓋帆張筋(こうがいはんちょうきん)を動かせるようになって、口を開けずにサッと耳を抜くことができます。
飛行機にのるときや、新幹線のトンネルのとき、耳を抜きまくることができるので、耳が詰まったり、痛くなったりすることを防げます。
皆さんも自力の耳抜き、練習してみてくださいね。
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