耳のコモリとヒビキは同じこと【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
だんだん晴れてきて、少し湿度もありそうです。
***
耳のこもりと、耳のひびき、突発性難聴の後遺症でもよくあります。
耳鼻科では、耳管狭窄症と耳管開放症と名前がつきます。
狭窄は、水の中にいるような、耳に膜がはったようになって、聴こえが悪く感じますし、耳まわり全体が重くなって、頭痛や首肩コリにもなります。
開放は、聴覚過敏のひどい状態、自分の発声が大きく響いたり、特定の音(高い音や大勢の声など)が頭で共鳴する感じがしたり、これも耳まわりの痛みや頭痛、首肩コリにつながります。
耳管が閉じちゃった、耳管が開ききっちゃった。
どちらの症状もとても辛いものです。
でもこれ、東洋医学では同じことなんです。
同じこと?
同じではないけれど、耳の粘膜の病気であることは、同じなんです。
だから、基本は治し方も同じです。
内耳から中耳の粘膜を強くすることです。
粘膜が強くなれば、耳管がつまることも減るし、耳管が閉じなくなることも減ります。
症状改善のポイントは、体ぜんたいで治すこと。
耳だけやっていてもだめです。
耳の粘膜をとりまくと血流とそれらを調整する自律神経、内臓がつくる免疫力、脳と身体を回復させるための睡眠、耳周辺のコリや首肩のコリをほぐして痛みのストレスを減らす、など。
先日来られた方は、産後に耳に聴覚過敏(開放症)が残り、赤ちゃんの泣き声が辛くて仕方がなかったそう。
看護師さんに話しても、気のせいと言われて「自分の子なのに」と怒られたそうです。
なかなか分かってもらえないですね、耳の症状は。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません