高齢のめまいについて①【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
キンモクセイが満開ですね~~秋の香りです。
***
年配の方のめまいについて、何度か書いたことがあります。
高齢だからといってめまいの種類が変わるわけではありませんが、特徴があるんです。
今年になってですが、うちの母も突発性の回転性めまいになりました。
朝めまいで目が覚めて、グルグルがとまらずに、救急車を呼んでくれと電話があって、トイレも自分で這って行ったらしく本当に可哀想だった(こういうとき父は全く役に立ちません)。
母はヒステリーになっていたけれど、しっかり話はできるし、脳神経外科も足のしびれで行ったばかりだったので、脳の問題ではなさそう。
酔い止めと眠剤を飲ませて、数時間寝たらめまいは治まっていました。
1週間くらいはフワフワしていましたけど、一応耳鼻科を受診して予後は問題ありません。
こういったことは、これから多くなるんだろうなと思います。
年齢によって耳の粘膜も弱くなります。
心配ごとが増えて、睡眠不足が続いて、自律神経の緊張も続いて、とうとうめまいが出たのです。
「今までこんなこなかったのに」と母。
はっ??? びっくりです。
これが年をとるということですよ。
自分が何歳だと思っているのかな(78です)。
足腰も弱くなるし、目も見えにくくなる。
そして三半規管も弱くなる、めまいが出たりする、これも年をとるということです。
実際はなかなかこれを受け入れられない方も多いです。
特にずっと元気で、仕事や家庭で役割があり、人にも頼られ、切り盛りしてきた人は、自分が弱くなってきて出来ないことがでてくることにショックを感じます。
そして、なんでだろう、こんなはずじゃないと、これからどうなっちゃうのか、頭は不安でいっぱいになる。
あちこちの病院で検査をして、サプリを買ってみたりするんです。
この不安感と、焦燥感、これが更に自律神経を興奮させるんで、ますます眠れなくなったり、めまいが増えたりするんです。
母を含め、こういう方達をたくさんみてきました。
長くなるので、次回に続きますね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません