HSP繊細さん②~知らんふりの術【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今朝は気温もマイルドで風もなく、ホッとしています。
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繊細な性格、HSPの話の続きです。
繊細な性格であることはけっして悪いことではないけれど、自分がしんどくなる、体調が悪くなるなら、何かを変えていった方が良いと思っています。
自分がラクになるように、自分が機嫌よくやっていけるように。
やはり、思考グセを長い目でみて変えていくのは、とても効果があります。
私がやってきたのは、
知らんふりをする、イチイチ反応しない。
これが、けっこう難しいんですけど、少しでもできたらすごくラクになるんです。
繊細であるがゆえに体調が悪くなる人って、全てのことにイチイチ反応する。
これはこっち側のこと、それはあっち側のこと、という線引きがヘタなんです。
「それは要らない、それは関係ない」って分けられない。
逆にアンテナを張って広げようとしたりもします。
あかんあかん、そんなキャパはありません。
自分の領域と、自分以外の領域を分ける。
「課題の分離」と言ったりします。
それはあなたの問題でしょ、あなたが考えるべきこと、あなたが解決すること、という分離です。
もう思考の訓練ですよ~!
知らんふりの術です。
電車でおしゃべりしている内容が耳に入ってきても、それは私には関係ありません、他人の話、そう自分に言い聞かせて分離する。
母親が父親の悪口をグチグチ言ってきても、それはお母さんの問題、私は何もできません。
テレビで辛いニュースをやっていても、イチイチ共感しない、見ない。
こういうニュースを知っておかなきゃなんて、全然思わなくていいし、そのせいでしんどくなるなら本末転倒です。
知らんふりをしちゃいけないなんて、思わなくていいです。
課題を分離する勇気をもつ。
すぐ出来なくてもいいです。
こういう思考の持ち方で、体調が良くなることがあるんだということを知ってもらって、長い目でみてやっていくと良いと思います。
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