自律神経が過敏になる原因は一つだけ【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今朝は電車が遅れてバタバタしてしまいました。
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自律神経が過敏になって動悸やめまいや過呼吸やパニックなどがでる人に、ぜひ知ってほしい。
自律神経が過敏になる理由は、実は、たった一つだけなんです。
脳のキャパ越えです。
自律神経症状の原因は、脳の許容量を超えることが続いたあとに、自律神経の興奮がおさまりにくくなって、自律神経がちょっとしたことにも緊張するようになってでてくる、体の生体反応なんです。
そうです、脳の仕事量にはキャパがあります。
でも、キャパを超えても、大丈夫なときがあるから厄介です。
ドパミンという脳内物質が、一時的に脳に無理をさせることができるからです。
でもドパミンはずっとは出続けてくれなくて、補充されて、放出してを繰り返すものなんです。
だからヒトは、無理をし続けることができないし、それが個体を守ることになるんです。
自律神経が過敏になってしまったら、まずは脳の仕事量を減らす。
そして、自律神経が回復していくためには、脳の働きをキャパ内でおさまるように配分して、キャパを超えないようにすることができるかどうかです。
それが生活を変えるということ、生き方を変えるということ。
自律神経の症状は、脳、思考、心の在り方を考え直すことになります。
「以前はできていたのに、もともとやれていたのに」という感覚は一番危険です。
その時は、ドパミンをだして無理をし続けていた、という状態だったからです。
無理をしてでも脳のキャパ越えを許し続けていると、自律神経の暴走は止まらなくなります。
自律神経の過敏性、パニック障害はこうやって作られてしまいますし、ドパミンの枯渇は、最終的にうつ病につながります。
一時の無理は、脳内ホルモンがフォローできてしまう仕組みを覚えておきましょう。
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