ジーッとしてて自律神経は良くなるか➁【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
秋分の日を境に季節が進みましたね~、ホッとしています。
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「自律神経がおかしくなったとき、自律神経の症状がでたとき、ジーっとしてたら治りますか?」
最近来られた患者さんに、そう質問されました。
まず脳と体を休める、自律神経の興奮を落ち着かせる「充電期」について前回は書きました。
そして、次に続くのが、回復期になります。
回復期とは、生活しながら、自律神経の過敏性がおさまっていく期間。
そうです、ただずっと、ジーっとしていても自律神経は良くならない時期がくるんです。
自分の自律神経のキャパの中で、やりたいことをやりながら、無理なく生活していくのが回復期。
自律神経の過敏性がおさまってきて、回復していく時期です。
ポイントは、自律神経が激しく興奮しないように、キャパの中でやっていくこと。
自律神経が興奮して、症状がひどくでてしまうと、また充電期に戻らなくてはならなくなります。
ここが上手くいかないと、症状がでたり、おさまったり、でたり、おさまったりで、こういう人は一向に元気にならないんです。
そして、回復期の終盤には、少し頑張るときと、休むときの緩急をつけることで、上手にアドレナリンも使えるようになります。
この時期には、やることが増える、できることが増える。
ここまでくると、ほぼ回復してたということです。
この時期のもう一つのポイントは、脳よりは、どちらかというと体を動かすことで、キャパを増やしていくこと。
そうすると、自律神経が無理なくスムーズに働きやすくなります。
ザっと書きましたが、こういうイメージで自律神経に関係する症状は回復していくことが多いです。
充電期、回復期、自分がいまどの辺りにいるのか、ですね。
そういうことも頭で理解しながら納得してやっていくことが、自律神経がらみの症状にはとても大事なんです。
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