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嫌いな人の声が聞こえない【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2022年3月18日自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

久しぶりにしっかり雨、乾燥も和らいで、花粉も落ち着いています。

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耳に関係する症状、突発性難聴やメニエール、数々のメマイや耳鳴り、耳詰まりなど。

これらは(一部は加齢性のものだとしても)、つくづく自律神経が絡むものだと、実感します。

たとえば、「きらいな人の声が聞こえない」というもの。

ある方は、苦手な上司が話し出すと、聞こえが悪くなることに気づきました。

その上司の話だけが、聞きづらい、耳鳴りが大きくなる。

そもそも、耳鳴りが始まったのも、その上司からのストレスでした。

嫌いだから、脳が「イヤだな」と思考すると、自律神経は勝手に興奮します。

そして、耳の中の血管が収縮して、血流が落ちるので、粘膜が荒れてくる。

そうすると、耳鳴りが大きくなる、耳鳴りが邪魔して、聞こえが悪くなる。

「上司の声だけ、聞こえない」が作られるわけです。

もう一つの話。

ある方は、電話オペレーターのお仕事をされています。

普段は大丈夫なのですが、電話の内容がクレームのときだけ、聞き取りがしづらくなる。

耳が詰まってきて、水の中にいるみたいになって、聞こえない。

これも、「クレームの電話、怖い」そう思考すると、勝手に自律神経が興奮する。

内耳の血流が悪くなって、粘膜が荒れて、耳が詰まってくる、詰まるから音が入ってきにくい。

「クレームの電話だけ、聞こえない」が作られるのです。

インカムを反対の耳に変えるそうです。

「嫌だな、嫌いだな、怖いな、どうしよう」こういう思考が、自律神経の興奮スイッチをオンにしてしまう。

自律神経の興奮スイッチが入ると、耳にくる、耳がしんどくなる。

思考の根源から立ち去るか、耳そのものを強くするか。

どっちかで充分か、どちらも自分にとって必要か。

耳のSOSは、今の自分の在り方を考え直すきっかけになりますね。

Posted by mayaharikyu