自律神経と動悸~心臓がドンドンする【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
今朝は曇っていてホッとします。
***
暑さレベルが一つ下がりましたけれど、まだ油断できないですね。
湿度の高い昼間は、まだ真夏のようです。
患者さんたちをみていると、自律神経の疲労も続いています。
最近多いのが動悸です。
心臓が必要以上に大きく拍動するのが動悸です。
軽い息苦しさがともなうこともあるし、拍動音が耳に頭に響くので、とても気になります。
もしや心臓の病気じゃないかと、気持ちも穏やかではありません。
でも動悸は心臓そのものが悪いわけではありません。
心臓のポンピングを制御している自律神経があばれている。
だから、暑さが長引いて自律神経が疲れてくると、動悸もでることがあります。
寝る前の動悸など、ローラー針で胸やみぞおちをコロコロしていると、落ち着いてきます。
数日間いつもより長めに睡眠をとって脳を休ませると、動悸は出にくくなります。
(ドンドンと大きな心臓音と同時に、脈がとぶなどの不整脈、胸の痛みなどがともなう場合は、心臓そのものを循環器で診てもらってください)
暑さというのは、実はとても心臓に負担をかけます。
というのも、汗をかくというのが心臓の力がいるんです。
体にこもった熱を汗によって外に出すのが発汗なんですけれど、これが心臓に大きな負担をかけます。
汗は血液由来なんです、つまり分かりやすく言うと、汗は血液から絞り出した組織液なんです。
だから、心臓のポンプ力で血液を全身の皮膚にめぐらせて、ぐるぐると血流をよくして、皮膚の汗腺から汗をかけるようにしないとならない。
暑さを感じているときは、心臓が頑張らないといけないときなんです。
もう少しで気温も下がって安定するはず。
自分の心臓にお疲れさん、と言いたいですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません