トイレが近い~夜間頻尿【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
雨上がりで乾燥もやわらいで、いい感じの日曜です。
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頻尿の話が続きます。
自律神経からの尿意の過敏性について、前回は書きました。
過敏な感覚というものは、意識すればするほど過敏性が増すので、その感覚を上手に無視することです。
そしてこれは、夜間頻尿も同じことです。
自律神経の緊張が尿意を高めるので、翌日に大事な用事がある、早起きしなければならない用事がある、といったときに夜中のトイレの回数が増えてきます。
それが続くと「夜中のトイレが多くてしんどい」という意識からくるストレスが、自律神経を刺激して、尿意が減らなくなります。
夜中に3回もトイレで目が覚めてどうしよう、1時間ごとにトイレなんて病気かもしれない、という不安感も自律神経によくないのです。
あしたは休みでゆっくり寝坊もできるな~なんてリラックスしている夜は、トイレの回数が減ったりします。
とても眠くて眠くて、眠気が尿意より勝っているような夜は、トイレも少なくて朝まで寝てしまった、ということもあります。
運動を始めて、昼間の運動量が増えることで眠りが深くなり、夜中のトイレが減ることもあります。
眠気と尿意、ヒトの感覚にはキャパがあるので、眠気が強ければ尿意はその分減るものです。
こういう頻尿のカラクリを知っていくと、いかにリラックスして入眠できる生活をするかが夜間頻尿には大事ですね。
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頻尿の原因は、これら自律神経の緊張から作られるものと、下腹にある内臓の状態も影響しますので、付け加えておきます。
腸が弱くてしょっちゅうお腹を壊しぎみ、もしくは慢性的な便秘ぎみの人も、神経の反射が起こって尿意に影響してきます。
排卵や生理中は、卵巣や子宮に炎症が起こったりするので、頻尿ぎみになったりするのは、経験されている方も多いと思います。
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