• めまい・耳鳴り・突発性難聴
  • 自律神経失調症・パニック障害
  • ローラー針ケアとは
  • ブログ
  • 症状ごとの解説
  • ご予約はこちら

人の話声が無視できない【メニエール 自律神経失調症 パニック障害】

自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

薄雲が日差しを遮ってくれるだけでも、少し暑さが和らぎますね。

 ***

「電車やカフェで、人の会話が耳について困ります」

と、ある患者さん。

この方は、自律神経失調症やメニエールで来られているのですが、動悸や息苦しさ、めまいの症状はほとんどみられなくなり、ほぼ月一でメンテナンスに通われています。

そうなんですよ、人の話し声が気になって仕方がない。

他人の会話にイラっとしたり、ストレスを感じて思考が止まらなくなる。

これも過敏性の一つなのです。

思考と密接な過敏性です。

音に敏感で大きな音が苦手とか、光に敏感で眩しくて辛いとか、そういう感覚過敏は、体を密接な過敏性です。

だから、体をケアして強くすることで、自律神経の過敏性が落ち着いてきて、感覚過敏もおさえられるようになる、というものなんです。

一方で、思考と密接な過敏性は、思考そのものを癖づけていかないとならない。

自分でやっていくしかないですよね。

まずアンテナを張る癖をやめることです。

自分にとって得になりそうなこと、役に立ちそうなこと、プラスになりそうなこと、世の中のそういう情報に反応しない。

知らないことは知らないし、知らなくてもいい。

情報を無視できるようになると、人の声も知らんふりできるようになる。

そういう感じに、思考のやり方を少しずつ寄せていくのです。

癖に気づいたら、寄せていく、その繰り返しです。

簡単ではないけれど、やる価値はあります。

ほっておいて過敏性が増すと、しんどいのは自分だからです。

知っておきたい気持ちというのは、良く言えば好奇心なのですが、一方では損したくない、負けたくない、そういう思いが強い人なのではと、思ったりします。

ある意味プライドが高い、欲が強い。

「私なんて、こんなもんだわ」と、中途半端な自分が平気になってくると、必要以上のアンテナを張り巡らして、いちいち反応する必要も感じなくなります。

思考のあり方は、性格がどうというよりも、その人の生き方にあるんだと思います。

Posted by mayaharikyu