症状が気になって動けない①【自律神経失調症 パニック障害】

おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
まだまだファミマのアイスコーヒーのお世話になってます。
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自律神経失調症とか、パニック障害とか、つまり動悸や過呼吸やめまいが出たりすると、心療内科などに行かれますね。
「なるべく症状のことを考えないように、リラックスして気楽にしてください」
と言われたりします。
その通りなんですよ。
自律神経を過緊張させる要素の一つとして、脳の緊張や不安感がありますから、気楽になれたら一番いいんです。
人前でしんどくて動けなくなったときのことが頭に浮かんできて「またしんどくなったらどうしよう」という思考が離れなくなると、自律神経は勝手に緊張しやすくなるからです。
でも、普通はそういうことって考えてしまうものですよね。
考えてはだめだと言われると、余計に考えてしまう。
だって自律神経は自律してるんだから、あれこれ自分で調整はできなくて、勝手に症状がでてしまうんだから、心配になるんですよ。
加えて症状が長くなってくると、でかけてめまいが出る、人混みで過呼吸になる、用事で疲れると動悸がでるなど、負の経験が増えていくので、不安が増える、慎重になるのは当たり前です。
それを考えないで行動しろというのは、難しいです。
「どうやったら症状のことを考えずに行動できますか?」
と質問があったのですが、正直それは無理だと思います。
「気にしない、考えない」って言い聞かせるよりも、それよりも、自然に気にならなくなる方法があるんです。
それは、少しずつやれることを増やしていくこと。
小さな成功体験を積んでいくこと。
一足飛びは無理でも、自律神経は脳と体の手入れで少しずつ過敏性が減っていくものです。
身近なやれることを少しずつ増やしていくんです。
そうすると「症状がでたらどうしよう」という心配は自然に減っていく、考えなくなる。
そのときに、一つ注意点があります。
長くなるので、注意点は次回に続けますが、まずはできることが増えていくと、自然と怖さは減っていくことを知ってくださいね。
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