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うつと自律神経失調症~冷静にとらえて【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2022年8月7日自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

日曜は静かな県庁前、曇っているぶん日差しも楽です。

 ***

きょうは、うつと、自律神経失調症の違いについてです。

自律神経が乱れているだけなのに「私はうつでしょうか?」と聞かれることが多いんです。

体がいうことをきかない、今までの自分と違う、お医者さんに行ってもどこも悪くないと言われる、でもちっとも思ったように動けない。

フラフラする、頭が痛い、食べれない、食べても痩せていく、体がだるい、横になりたい。

なんで?なんで?なんで?

こんな状態なら、いづれ、うつになっても仕方ない。

本当にうつになってしまった方もみてきました。

だから、知ってください。

めまいは出るし、動悸が出る、でも、元気になりたい、美味しいものも食べたい、本も読みたい、カフェにも行きたい、買い物も行きたい。

こういう気持ちがある人は、うつではありません。

 ***

自律神経失調症と、うつ、これは違います。

自律神経失調症は、脳と体をつなぐ神経が必要以上に興奮して、体がいうことをきかなくなる、神経の病気です。

うつは、脳の神経伝達物質の異常分泌など、脳からのものです。

私はもっと分かりやすく患者さんに話しています。

自律神経失調症は、気持ちは動きたくて、やりたいという意欲はあるけど、体がいうことをきかない状態。

うつは、意欲もわいてこない、気持ちのエネルギーが落ちた状態。

体が動かなくて、気持ちが落ち込むのは当たり前です。

それと、全くなにもしたくないし、先のことも考えたくないのとは違うと思いませんか?

ちなみにパニックは、自律神経の症状がいっぺんに発作的に起きた状態なので、自律神経失調症のくくりに入ります。

ご自分のことと比べてみてください。

間違った認識で不安になっているのなら、その不安感が自律神経に一番良くないです。

基本的に、自律神経の症状は自分で治せるものです

自律神経がつなぐ、脳と体、心と体の両方の健康をとり戻すのです。

どうやってやっていくといいのか、そのあたりの具体的なことを、このブログでは書いています。

過去記事や、これから書くものをぜひお役立てください。

Posted by mayaharikyu