自律神経は脳と体の両方から治す③ 【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
いいお天気、平和な朝を感じます。
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脳と体が長いあいだ酷使されたことで、それらをつなぐ自律神経が過敏になって自律神経症状がで始めることを前回書きました。
脳と体、そのどちらかだけが原因で自律神経が悪くなることはめったにありません。
そもそも自分に備わった神経なので、自律神経はそんなにやわではないんです。
ちょっとしたストレスや、寝不足くらいでは、壊れてしまうことはないんです。
自律神経の症状が出てくるということは、ある程度長期間の無理が、脳と体の両方に起こっていた結果なんです。
だから、腹をくくって、その両方の手当てをしていくべきです。
自律神経症状とは、まさにその人の脳と体のSOSなんです。
その警鐘をほっておくと、思ったように体が動かないどころか、心もおかしなことになってしまいます。
それをうつと言ったりします。
うつの前段階には、なんらかの自律神経の症状が必ずあるはずです。
よっぽどの予測もできない大きなストレスが一気に起こらない限り、人は急にうつになったりはしないからです。
自律神経がSOSを出してくれている、そのレベルのものは治ります。
必ず良くなります。
ポイントは脳と体、両方の手入れをやっていくことです。
それは誰かにしてもらうことではなくて、自分でやるんです。
自分しか自分の自律神経を回復させることはできないし、自分しか自分がうつになることを回避させることもできません。
それを助けてくれることはたくさんあります。
病院やカウンセリングもそうですし、針灸も役に立ちます。
数回先になりますが、針灸がどうやって自律神経の改善に役立つか、書こうと思います。
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