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自分の自律神経症状の原因を知ろう【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2023年4月2日自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

神戸はどこもかしこも、桜が満開ですね。

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うちの針灸院には、めまいや耳鳴り、動悸やパニックなど、自律神経がらみの症状の方がほとんどなのですけど、症状の程度や、原因については本当にそれぞれ違います。

どう違うかというと、原因の割合が人それぞれなんです

どういうことかと言うと、まず、自律神経症状の原因て、だいたい6つくらいに分けられるんですよ。

疲労(スケジュール過多)、睡眠不足、天気(気圧の変動)、ストレス(不安や心配も)、ホルモンバランス(更年期やPMS、産前産後)、免疫力の低下(風邪や感染症、アレルギー、加齢も)。

ざっと言ってこの6つくらい。

そして、この6つのうち、全部じゃなくても、複数が重なると、自律神経は悲鳴をあげて症状が出てきます。

例えば、Aさんのフワフワめまいの原因は、ホルモンバランス6割、睡眠不足3割、ストレス1割、ぐらい。

だからAさんは、更年期のホルモンが落ち着けば、めまいも落ち着くはずだし、とにかく今は睡眠が足りなくならないように睡眠第一で、というように、気をつけるポイントが違ってきます

Bさんのパニックの原因は、ストレス要因が6割、天気が3割、残りもろもろが1割。だから、気圧アプリとにらめっこしながら、雨の前はなるべく不要な予定を入れないようにスケジュールする。

ストレスの元(もと)からは、体調が安定するまでは近寄らない、離れておく、こういったことも自分を守ることになります。

Cさんのアトピーがひどくなる原因は、疲労から5割、睡眠不足から3割、肩こりから2割。

だから凝りの解消の運動やストレッチをする、忙しすぎない余裕のあるスケジュール、夜は11時に寝る、これをしていると、アトピーがひどくならずに生活できる。

こういう風に、自分なりの原因割合をちゃんと知ることで、それを生活改善につなげていくのです

針灸や東洋医学というのは、体を診ながら、今の自分の自律神経に何が影響しているのか一緒に確認し合っていく、そういう役割もあるんです。

自律神経が絡む症状というのは、ツボを刺激するだけじゃなくて、生活改善も含めた丸ごとをやっていくことで良くなっていくものだからです。

Posted by mayaharikyu