神経過敏と神経衰弱~自律神経の豆知識【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
青空と雲、気持ちのいい風が吹いています。
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自律神経のちょっとした豆知識です。
自律神経がらみの症状はたくさんあります。
自律神経失調症という診断をされた方はもちろん、メニエールやパニック障害、突発性難聴やめまい耳鳴り耳詰まり、聴覚過敏性、起立性障害、動悸や発汗のぼせ、こんな症状をもっている方が、このブログを読んでくれていると思います。
自律神経が弱っているから、こういう症状が出ると思っていませんか?
専門書やネットにも「自律神経が弱る」ってよく書かれていますよね。
これ、実は逆なんです。
弱るどころか、自律神経が強すぎて出る症状なんです。
そうなんです、自律神経症状の正体は、自律神経が興奮しすぎる、働きすぎること。
自律神経が失調するということは、神経の興奮が止まらないという病気なんです。
だから、自律神経の症状を治すということは、自律神経の興奮をおさえる、落ち着かせることなんです。
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反対に、自律神経が本当に弱ってしまうのは、神経衰弱と言います。
自律神経の衰弱は、生物としての死を意味します。
人の命の最期は、自律神経が衰弱して働かなくなります。
だから、自律神経が失調して、神経が興奮しているということは、いくらめまいがしても、動悸がしても、それで死ぬことはないんです。
つまり、自律神経失調症は死ぬ病気ではないということです。
死ぬことはないけれど、とても厄介な病気ですね。
こんな豆知識のことを踏まえながら、しっかり生きて、自律神経を落ち着かせて、良くなっていきましょうね。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは、いつも大変お世話になります。何時助けていただいた事でしょうか、最近前よりだいぶ良くなりましたが、普通だ、と思ってた矢先にクラクラし始めたり、嫌な気分になったり、この波はいつになっかなくなるんだろうと思ってしまいます。1日の内に良かった李、悪くなった李って、自立神経の動き方なのでしょうか?
心が落ちてるのも、自立神経からでしょうか?先生教えて下さいませ。
こんにちは。短時間のクラクラやムカムカ(嫌な気分)は三半規管の弱さからきている場合が多いです。三半規管を強くするためにも自律神経に良い生活を心掛けてください。心が落ちる~というのは判断しにくいです。体調が悪ければ、気分もすぐれないのは当然だと思います。