一人でいるほうが自律神経に良いわけ【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
あさって火曜あたりに、台風が神戸にも近づくらしいです。
明日から針灸院はお休みなので、ベランダの植木を入れたりちゃんと準備しとこうと思います。
***
今まさに、パニック症状(発作性の自律神経症状)で困っているかたの質問です。
「不安感がきついのですが、誰かといたほうがいいですか?
一人のほうがいいですか?」
これ、すごく大事なことなんです。
結果から言うと、不安感が強いうちは、頼れる人がそばにいてくれるのがいい。
少し動けるようになって不安感が減ると、一人っきりがいい。
すごく都合よく聞こえるかもしれませんが、そういうものなんです。
誰かがいてくれると、それだけで不安感がそれ以上ひどくならなかったり、物理的に助けてもらえます。
食べるものを買ってきてもらったり、病院へ連れていってもらったり、タクシーを呼んでもらったり、いざというときに動いてもらえる安心感はあります。
だけれど、パニック症状は自律神経の症状です。
基本的に、自律神経は、脳(思考)が自分軸で働くことで、ようやく整ってくるものです。
その人がどれだけ心許せて、気を使わない立場の人でも、自分以外の存在が思考に入ってくることで、思考は複雑になります。
思考がシンプルに働かない限り、自律神経は刺激され続けて過敏性がおさまりません。
自律神経が発作的に興奮してしまうパニック症状は、脳も体も自分のペースで動き続けることで、ようやく静まってくるのです。
自分のことがなんとかマネージメントできるようになったら、あとは一人でやっていくことです。
自分のペースで起きて、無理のない程度に自分で加減しながら用事をして、食べれるものだけ食べて、眠れるときに好きなだけ寝る。
自分の半径3メートルのことだけみて、嫌なことはやらない、心地よいことはやる、面白いことは笑う。
先のことは考えず、淡々と自分の生活をする。
まずはこういう自分軸の生活が、自律神経には何よりの治療になります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません