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一人でいるほうが自律神経に良いわけ【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2023年8月13日自律神経失調症パニック障害

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

あさって火曜あたりに、台風が神戸にも近づくらしいです。

明日から針灸院はお休みなので、ベランダの植木を入れたりちゃんと準備しとこうと思います。

 ***

今まさに、パニック症状(発作性の自律神経症状)で困っているかたの質問です。

「不安感がきついのですが、誰かといたほうがいいですか?

一人のほうがいいですか?」

これ、すごく大事なことなんです。

結果から言うと、不安感が強いうちは、頼れる人がそばにいてくれるのがいい。

少し動けるようになって不安感が減ると、一人っきりがいい。

すごく都合よく聞こえるかもしれませんが、そういうものなんです。

誰かがいてくれると、それだけで不安感がそれ以上ひどくならなかったり、物理的に助けてもらえます。

食べるものを買ってきてもらったり、病院へ連れていってもらったり、タクシーを呼んでもらったり、いざというときに動いてもらえる安心感はあります。

だけれど、パニック症状は自律神経の症状です。

基本的に、自律神経は、脳(思考)が自分軸で働くことで、ようやく整ってくるものです

その人がどれだけ心許せて、気を使わない立場の人でも、自分以外の存在が思考に入ってくることで、思考は複雑になります。

思考がシンプルに働かない限り、自律神経は刺激され続けて過敏性がおさまりません。

自律神経が発作的に興奮してしまうパニック症状は、脳も体も自分のペースで動き続けることで、ようやく静まってくるのです

自分のことがなんとかマネージメントできるようになったら、あとは一人でやっていくことです。

自分のペースで起きて、無理のない程度に自分で加減しながら用事をして、食べれるものだけ食べて、眠れるときに好きなだけ寝る。

自分の半径3メートルのことだけみて、嫌なことはやらない、心地よいことはやる、面白いことは笑う。

先のことは考えず、淡々と自分の生活をする

まずはこういう自分軸の生活が、自律神経には何よりの治療になります。

Posted by mayaharikyu