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自律神経を知ろう④~女性ホルモンとの関係【自律神経失調症 パニック障害を克服するコツ】

2024年3月1日更年期障害と自律神経失調症

摩耶はり灸院の周辺

おはようございます。

神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。

ちょっと風が冷たいけれど、いいお天気になりました。

 ***

女性ホルモンと自律神経の関係。

ここでは主に更年期のことについて書こうと思います。

その前に、更年期の症状は、自律神経の症状だということは知っていますか?

これ、意外と皆さん知らないんです。

更年期障害の症状って、なんだか特別な別物だと思っている人が多い。

更年期の症状は、女性ホルモンの乱れが原因で起こる、自律神経症状なんですよ。

だから症状は、不眠、動悸、めまい耳鳴り、吐き気、頭痛、息苦しいなど、自律神経の症状そのものです。

だから、自律神経が強い人は、更年期にも割と元気に過ごせる人が多いと考えられます。

この時期に自律神経の安定を目指して、針灸などが役に立つわけです。

 ***

どんな人の体も、2つの調節機構でうまいこと働いているんです。

一つは自律神経、もう一つはホルモン。

この2つの中枢は視床下部という脳の奥の方にあって、司令塔は同じ場所。

だから、お互いに勝手に情報を交換し合って、体温を一定に保ったり、酸素濃度を一定に保ったり、内臓を働かせたりしているんです。

この2つが情報をフィードバックしながら役割を果たしている。

ところが、です。

実際はあります、「ホルモン最強説」

ホルモンの力って、すごいんですよ。

どんなに体の地が元気でも、どんなに体力筋力があっても、どんなにメンタルが強くても、あっという間に自律神経を乱してしまうのも、ホルモンなんです。

これが、更年期の治療が難しい理由です。

更年期がきついかきつくないかは、もうロシアンルーレットみたいなもんなんです。

母親や姉妹と体質が似ていても、同じとは限らない。

年齢(時期)も、期間も、しんどさも、症状もそれぞれです。

そうです、「自分の更年期」をやっていくしかない。

私も46~51歳くらいは更年期に苦しみました。

かなり症状もきつかったので、もう少し自律神経が強かったらな~~と思ったものです。

53歳の今はもう、自分の更年期を乗り越えた感で、もうそれだけでシアワセいっぱいです。

Posted by mayaharikyu