自律神経失調症と更年期障害の違いを知ろう【更年期障害と自律神経失調症】
おはようございます。
神戸元町の鍼灸院、摩耶はり灸院の畑綾乃です。
曇ってますけど、お昼から晴れてくるみたいです。
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自律神経失調症と、更年期障害の違い、最近よく聞かれます。
同じような症状ですもんね。
ずばり、これ、同じことなんです。
自律神経失調症と、更年期障害は、同じ症状です。
何が違うのか。
起こる原因が違います。
自律神経失調症は、ストレスや生活習慣や脳疲労などが原因で、自律神経が乱れて症状がでます。
更年期障害は、ホルモンの変化が原因で、自律神経が乱れて症状がでます。
だから、どちらも症状は、自律神経症状なんです。
だから、めまい、耳鳴り、動悸、発汗(ホットフラッシュ)、冷え、頭痛、不眠、眠いなど、よくある不定愁訴というものが出る。
自律神経失調症も、更年期障害も、同じですね。
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よくあるのが、もともと自律神経が弱く、自律神経失調症やパニック障害を経験したことがある人が、あるとき再発したとします。
でもそれは、自律神経失調症の再発というよりは、年齢的に、更年期によるホルモンの変化によって、自律神経失調症がまた引き出された、ということがよくあるんです。
ホルモン値を検査してみると、はっきりしますね。
だから、女性ホルモンが原因のときは、婦人科のホルモン補充療法の対象になりますし、更年期が終わると、症状は治まります。
この違い、こういうことを知っておかないと、意外と、アレなんなの?みたいに不安になって、更年期障害からうつに移行してしまう方もみてきました。
知っておくってとても大事だと思います。
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